抱えた両手の中の 慰めの嘘ばかり 数えては行き詰まる ずる賢い過去も背に 未だ見ぬ世界の果てに 一片の現実を 投げ出した劇の途中 終えるには早すぎた 偶然の呼び覚ました 運命を眺めやって 探した答えに揺れる 痩せ枯れた顔見えず すれ違い手放した 鈴生りの夢模様 あざとい心を隠し こじれたこの手を取って もう一度旅に出よう 二度とはもう戻らない 最終の章を開けた 後悔を叩き割って 解けて 解ける 走り去って行く前に 偶然の踏み外した 運命を掴み取って 最終の地に向かう 後悔を共に連れて 偶然の運命よ 走り去って行く前に