ぼくは生きている いま歌っている 君を想っている これこそ君への 犠牲なんだ 風もバラも雪もぼくも 君を飾るために 吹いて 咲いて 舞って 息をするのさ 君がいるから この世界中で 起きる事件も ある不平等も それすら君への 犠牲なんだ 風もバラも雪もぼくも 君を飾るために 吹いて 咲いて 舞って 息をするのさ 君がいるから くだらないこの歌も 情けないこのぼくも まるで嘘のように辛い日も 哀れな行為も ただ君というだけ それだけで何故か 美しくなるよ 風もバラも雪もぼくも 君を飾るために 止んで 枯れて 解けて 息絶えることに 意味があるのさ 君がいるから ぼくの目には そう映るんだ