灰皿の上にため息を吹きかけて 想像の風にくるまって背中を丸める のうのうとここまで 今日もまたやって来た 明け方の空を眺めて いつもの様にここに居る 要らない様な言葉だけ 心の中で何度も繰り返しては 聞こえてる様な 聞こえていない様な そんな感じで あぁどこからどこまでが本当に 大事で本当に愚かなんだろう? 臆病な分だけ先に進めない 押し込んで消した灰皿の上から 今日も聞こえるわけもない 君への想いを呟いてる <♪> 静寂の朝もやを排気音がかき消した いつの間に走る走ってる トラックの音に気付いたんだ やがて火種が音も立てずに消えて 窓から漏れる明りだけ つけたこの部屋は 誰か居る様な 誰も居ない様な そんな感じで あぁどこからどこまでが本当に 大事で本当に愚かなんだろう? 臆病な分だけ先に進めない 押し込んで消した灰皿の上から 今日も聞こえるわけもない 君への想いを呟いてる <♪> 僕はと言えば散らかった この部屋の隅で膝かかえて やけに気になる時計と 今日のニュースを待っている