玄関の隅に少し大きな 傘が掛けてある 照れ屋の君は普段は 手も繋げないのに 雨が降る時はいつも 僕を町へ連れ出して その日ばかりは嬉しそうに 僕の傘に入ってきてたね..... 君が去った今は一人で使うには この傘は少し大きすぎるから 二人の想い出と共にそっと しまっておくよ <♪> 今夜も窓の外は どしゃぶりが降り続いてる 君と最後にサヨナラしたのも こんな日だった 交差点の向こう側で びしょ漏れの君が手を振る 僕の耳に聞こえてきたのは 傘にあたる雨音だけ..... 君が去った今は一人で使うには この傘は少し大きすぎるから 二人の想い出と共にそっと..... <♪> こんな日が来るとは 思わなかった時間が まるで嘘みたいに あたり前になってゆくけど 悲しみの傘と二人の想い出は どこにも消えはしない <♪>