歪んだ"貴女"に蔓の刺が絡まる 赤いドレス 綺麗な髪飾り そんな君の姿に 惑わされた僕は騙され 「震えてるの?」 君の細い肩を抱き締めて 慰めてあげる でも その笑顔は何? 優しすぎた君のその瞳に いつも僕はいなくて 偽りの涙だけが残る 「染まれ 赤く・・・ 赤く・・・赤く・・・」 甘い香り、君に似たその花は 引き寄せた人を 愛するフリして壊してゆく 真夜中にしか咲かない 君の口は毒の花 慰めてあげる、あの時も・・・ 今も・・・ 君と出会った悲愁のこの花園で 毒でもいい、 もう一度君の綺麗な姿・・・ "あなた"と過ごした季節を 記憶から消せるならば もう誰かを愛することなど 出来ないなんて言わないのに "あなた"との思い出を 忘れることができたなら 僕の胸の悔しさも この涙と流れるのに