迫る最前線の鏡 空っぽの君に会いに行くよ。 夢を見てたなら、よかったな 聞こえてるの? 片耳が濡れるような嫌味に 身を任せ、泳いでるよ。 言葉に意味など、 持たせられないわ。 形あるものだけ、 信じられるとしたら その姿を、僕は、ノックしている 味がする夢を見るよ。 天地駆けてあなたを探して、 気づいたよ 恨んじゃうよ 優しさで手を繋いでたから。 双眼鏡越しにありふれた 生の常を憂いながら 今日も一緒。 瞳の奥までマスカラを伸ばす 知るべき姿だけ、知られるとしたら その姿は、君を、残している 味がする夢を見るよ 天地駆けてあなたを探して、 気づいたよ 恨んじゃうよ 優しさで手を繋いでた 一人だけ、孤独なのよ 天地駆けて誰かを求めて、 気づいたよ 傷んじゃうよ 優しさも意味をなさないから。