息を潜めて

歌詞

睡眠はとれない。そのせいにするよ 信号は全て灰色 両の手、現代を咲う 予習してみるよ 零時過ぎごろの私は無敵です。 壊れかけのイヤホンで耳を 塞いだんだ 生き重ね、またホチキスで止めた。 あまつさえ息苦しくて、痛みとて、 消えない。 ないものねだりね、私、 ないものねだりね。 息が冷たいよ ただ息を潜めて、 僕ら息を潜めて生きていくなんて 許されないから。 悲しくたって、正しくありたくて いつかできるように祈っているよ 最低だね。ごめんね。 味のしない化粧水塗りたくって 誰も来ないベランダの奥に一人 ないものばかり集めたって 幸せになれやしない 網膜に灼きつけておいて? 多分もう会えない。 見下げるように伝う心の跡 愛想笑いだよね? そんなんじゃ満たされなくて。 僕が冷たいの? また息を潜めて。 僕ら息を潜めて 生きていけたらいいのにな。 なんて。 悲しくたって、正しくありたくて いつかこの命、実っていてよ。 最低だね。ごめんね。 睡眠はとれない。そのせいにするよ 信号は全て灰色 両の手、現代を咲う