いくつもの過ちを繰り返して 僕らは少しずつ ほんの少しずつ 大人になる 見慣れてた街並みも 君の目も 本当は少しずつ ほんの少しずつ 変わっていた 失くしたものは何もないはずなのに なぜ人は すきま風の中 宝探しに行くのだろう さよならが君のことを 想い出に変えてゆく 二度とはもう戻らない 触れられない寂しさで 僕はまた強くなる? でもいまは記憶に寄り添うだけ 夢のようなひとときも 手触りも 本当は少しずつ ほんの少しずつ ぼやけていた 今も未来も 預けたはずなのに なぜ人は 雨雲の下へ 傘も持たずに行くのだろう さよならが君のことを 想い出に変えてゆく 二度とはもう戻らない 触れられない寂しさで 僕はまた強くなる? でも今は記憶に寄り添うだけ 悲しみを堪えたような 君のその口元に 切なくて目を閉じた 触れられない寂しさで 僕はまた強くなる? でも今は記憶に寄り添うだけ