過ぎ去る夏の日 熟したオレンジ 星の隙間に並べて 揺らいだ花火の匂いが切なく 淡い記憶を連れてくる 隣で覗く あなたの瞳に 「ミツメテイタイ。」そんな時も 誤解と矛盾の中で 光を見いだせずに 広がる 二人の距離に気づいていた 願った季節に 燃える夢花火 思いのかけらを映して 「サヨナラ」滲む空に散るあなたは 夏の風に消えた (♪) 遥かな大空 やさしく巡って ひとりの私 見守る どこかで見上げているだろう あなたへ 穏やかな今届けたい 偽りのない あなたの笑顔に 「スナオデイタイ。」どんな時も 嘘も過去の傷跡も すべて曝け出せたら 今でもふたりの空はつながってた 出逢えた奇跡に 燃える夢花火 思いの欠片を映せば 「アリガトウ。」 翳した手に咲くあなたへ そっと笑いかける (♪) 願った季節に 燃える夢花火 想いの欠片を映して 「サヨナラ。」 滲む空に散るあなたは 夏の風に消えた 出逢えた奇跡に 燃える夢花火 思いの欠片を映せば 「アリガトウ。」 翳して手に咲くあなたへ そっと笑いかける そっと笑いかける