雨降る街の色も多分 明日には変わるだろう 溶け込めないこころを 預けて君に謗られ もう嫌気がさした ひとりよがりが抱きしめた その手が縊ったこころのことは 知らなくていいけど 「愛してる」よりも もっと僕を愛してほしかった 明日のことはもう知らない 風に吹かれて君もきっと 僕を忘れるでしょう 吸って吐いた言葉の価値は どこへ消えていく 売ってしまった 宝物たちは 何を想う 僕のいない未来も 誰かの鼻歌になる なんてできた世界だ 救いようもないよな せめて君の手のひら ナイフが握られぬように 零す君の涙を 流せ 雨の歌声