どれくらい遠くまで 来てしまったのか どれだけの日々を 送ったのだろうか 振り返る時が 旅のはじまり けだるい夕陽を ながめて想う 思い出のきれはしを バッグにつめこみ このレールの上を 歩きつづけてきた ひとつが終われば 何かがはじまる そんなくり返しが とても好きだった はき慣れたスニーカーは 捨てていこう 明日の朝 次の街へ行くために 俺だけが出会った この時を 夜が眠る前に 聞いてもらおう もういやなんだ 残してきた足跡が 風に舞っていくのを見るのは ※この街を出ていく前に 言いきかせよう スニーカーを捨てるのは これきりなんだと ※くりかえし