真っ赤な空の下で耳を塞いでいた 消える命に何も感じなくなって 苦しいほどにこの胸は 確かに痛むのに 悲しい顔がわからない 焼き尽くされた 大地の上で立ち尽くした 何が正義で悪かなんてどうでもいい 大切だったささやかな 温もりも奪われ 怒りさえも失って もう眠りたいけれど 声が聞こえるから 君を探している 毒の雨に全てが流される前に 笑顔でまた逢えるさ あの場所でなら 悲劇が終わるときに 答えが見えるから 二人で見た遥かな輝いた未来は 決してこんな荒れ果てた 景色じゃないはずで 声が聞こえるから 君を探している 毒の雨に全てが流される前に 君が必要なんだ 闇を照らすには 壊れそうな身体が求めているんだ 笑顔でまた逢えるさ あの丘でなら きっとこの雨が雪に 変わっていく季節に