不思議なくらいに悩んで 不思議なくらいにぐらついてる 僕らはいつもなんだかこんな風だ あの夏僕ら走っていた ただずっと走っていた 「すごいね」ってそれだけだった 僕らは大人になってしまった みたいなんだ みたいなんだ 夏に重なって溶けてく空を 走り抜ける 風が鳴る どこまでだってゆけたのさ 僕らだけにたしかに見えてた 透明の光に限りない夢をみていた あの日をまだ覚えてるんだ 不思議なくらいにいらついて 不思議なくらいに泣いちゃってる 僕らはもう子供じゃないのに あの夏僕ら泳いでいた ただずっと泳いでた 水面に揺れる太陽だけ目指してさ 僕らは大人になってしまったのか 奇想天外な展開と 奇想天外な結末を まだ期待してるんだ 落っこちた音の中 なんでもない日が 特別になる 君となら 夏に重なって溶けてく空が 僕らを包んで風になる どこまでだってゆけるのさ 僕らだけにたしかに見えてる 透明の光が溢れ出す世界で 僕ら生きてく 今日はどこへ行こうか?