間違ってないよと もっと強く言ってよ 君と暮らしてる 狭くて優しい部屋の中で感じた 終わりの予感 退屈な日々は ふたりには早くて 変わっていく君の中に ずっと見つからないふたりの 未来探してた 君は私の事「変わった」と 言って眠った 間違ってないよと もっと強く言って でもふたりは渇き切った花瓶に さえ気づかない 恋はきっと蕾みたいなもんで 枯れる前にきちんと水あげなきゃ “家族みたい”な仲のふたりは 家族にはなれないまま 5年後もこの場所で 同じ壁の柄で たまに外食して それでよかったのに お揃いになった香り 空にした部屋で 静けさがふたりの背中押した お別れが未来の私を 救ってくれると信じていたいから 間違ってないよと もっと強く言って お願い 君との日々が本当に宝物だったの でも同じ花じゃなかった