優しい風が吹く いつもの道で あなたに会えるとか そんなことでいい 小さな鼓動の揺れが 想いに重なり 静かに溶けるのを ただ待っている 人はどうして 答えを求めるの? わたしはこれで 幸せなのに 幸せなのに アイのうたが 聴こえたんだ それは 小さなアイが 微笑むように 寄り添うような 優しい音がした 時は流れ 夢は流れ いろんなかたち 変わっても あなたがただ ここにいれば それだけでいい あなたの呼ぶ声に 気づく時には 失くした物に ただ手を伸ばすだけ 時はどうして 終わりを告げるの? 描いた今は 明日の空に続いているのに アイのうたが 聴こえたんだ それは 小さなアイが 一つ一つ 瞬くような いとしい音がした 時と共に あの日の星 涙で流れてしまっても あなたがただ ここにいれば それだけでいい 願いは 時に遠く 無理に掴もうとしても 手元をすり抜けてゆくけど そのまま 消えてゆくような 大きなものより 小さなアイに 気づけば いつか時が 花を咲かし やがて大きなアイが 歌うように 奏でるように 二人を包むだろう アイのうたが 聴こえたんだ それは 小さなアイが 微笑むように 寄り添うような 優しい音がした 時は流れ 夢は流れ いろんなかたち 変わっても あなたがただ ここにいれば それだけでいい あなたがいて そばで笑う それだけでいい