高い屋根は まぁまぁ 外の景色が広がって 高い屋根は まぁまぁ 僕をハイにはしてくれる 高い屋根には ヒューヒュー 冷たい風が吹くけど 僕の体は「まぁまぁ ここち良いよ」と呟やいた 僕のパパには ワーワー 降りて来いよと怒鳴られる オニの顔した ママ やばい空気で下にいる 今 降りたら ブーブー 怒られるのは目に見える だから上から ヤーヤー 気持ちいいよと呼びかける 高い屋根から南に 僕のよく行く駄菓子屋(みせ)がある 戸の前を シャカシャカ おばちゃんほうきで掃いてる 手を振ったら アラアラ びっくりした目で見つめてる だからやっぱり ヤーヤー 気持ちいいよと呼びかける 「いいかげんに しなさい!」 ママがとうとう怒鳴りだし 家の回りじゃガヤガヤ 何だ何だと騒ぎだす 隣のおじさん「ヨーヨー にいちゃんアブネェ 降りてきな」 そういっても ヘラヘラ 楽しそうな顔してる? 「Hey Boy ソロソロ 降りて来ないか!」 みんなも一緒に昇って来ればいい 「Hey Boy いったい 何を見てるの?」 <♪> 屋根の下では アラアラ すったもんだの大騒ぎ シビレきらしたパパ とうとうここまでやって来た 怒る前に チョット ここで一緒に眺めよう 高い尾根は まぁまぁ 気持ちいいよと想うはず 「Hey Boy みんなが心配してるよ」 みんなも一緒に昇って来ればいい 「Hey Boy そろそろ 降りて いこうよ」 「Hey Boy そろそろ陽も沈むから」