狭いこの一室で あなたへの思い募らせ 枕に残る香りは 夜風が知らせてくれた 冷たくあしらわれたり ドアを開けて出てったり そんなこと考えただけで 息ができなくなる 少しの時間でも思いは 変わっていくの だから傍にきて できるだけ愛し合おう 何か間違っても 世界に嫌われても あなたの愛ひとつあれば 私は生きていける 六畳一間には 沢山の思い出があるの 青いタオルケット 古びれたドライヤーも 泣きながら怒った玄関 一緒に買ったサボテンも 一つ一つがあなたに感じて 胸がチクっと痛い 強く握ってくれた手が 緩くなっていく度に 怖くて何も言えなかった こんなに好きなのに 長い時間でもずっと待ってるから だから傍にきて 愛して欲しかった 知らずに空いてく 思い違うふたりの距離 ねぇ あの日どんな風に寄り 添えたら 今でもあなたはここに