立ち止まる理由ばかり 探してしまうのは その転んで擦りむいた 膝小僧のせいかな 臆病だって 誰かが君を笑ったとしても 痛みを知ってる君は優しい人 追い越してく背中を見送るたび 悔しくて俯いてしまうんだね 見落とした空や 地平もあったろうけど 見つけてきた小さな花も きっとそこには ほら 本当は強い君だから こんなのは必要ないかもな でもね 送らせて 僕からのエール 未来に向けた約束 高く ハイタッチ ほらその手貸して 迷うときは思い出して 鳴らす手拍子は 何度も歩き出すための スタートピストルだ 強く ハイタッチ それじゃ両手振って もうひとりで平気だね この先にあるのは 手つかずの明日だ 目の前の壁ばかり気になるのは まっすぐ君が向き合ってきたから 何ひとつだって 間違ってやしないけど でも時々は よそ見したら何か変わるかも 本当は少し寂しいから 引き止めてしまいそうになるよ でもね 送らせて 僕からのエール ほんのささやかなおまじない 高く ハイタッチ ほらその手貸して 焦らないで いつだって 鳴らす手拍子は 君が奏でるマーチの最初のビートだ 強く ハイタッチ まだ空っぽだって いつか出会う日を待ってるよ 両腕でも足りないほどの 宝物たちが 何千回の「大丈夫」なんかより たった一度で伝わるよ 未来に向けた いつまでも消えない約束 高く ハイタッチ ほらその手貸して 迷うときは思い出して 鳴らす手拍子は 何度も歩き出すための スタートピストルだ 強く ハイタッチ それじゃ両手振って とっくにひとりで平気だね この先にあるのは 手つかずの明日だ その手だけが触れる 君だけの明日だ