シュリンキングヴァイオレット

歌詞

昼下がり当てもなく歩いた 芽吹く春を横目に 真っ白な冬が残した 降雪は黒く染まってく 偽りの私を演じてた あなたが望む色を塗り重ねては 幾重にも心は色褪せてく その冷たい視線が怖かった それでも愛されていたいという 感覚さえあって作った 空虚な自分が嫌いだ 求めた理想的存在に縋る創作的な 私だけなら呆れるほど近づけた この現状に少し満たされたまま 日々を辿って そよぐ春風が迫る境界線の中 触れた春の訪れに 私は消えた 変わらない澄み切った日曜日 すれ違う日常は踏切と その先にある現実を交錯して行く 晴れた空、快晴の休日に 消えた青のライトは 白線の外側にある幻だけを照らす その冷たい言葉が痛かった それでも愛されていたいという 感情的態度がとった 笑顔が嘘なら良かった 求めた理想的存在に縋る創作的な 私だけなら呆れるほど近づけた この現状に少し満たされたまま 日々を辿って そよぐ春風が迫る境界線の中 触れた冬の静けさに 差し込む光に微睡む車両の中 瞼を細めて窓から 春を感じていたんだ そんな混同色に彩られた 幾何学的根拠のない世界を 選んでいたのは私だ 求めた理想的存在に縋る創作的な 私がいたから呆れるほど近づけた この現状に少し満たされたまま 日々は巡って そよぐ春風が抜けた三番線を出た 触れた春の色彩に色を重ねては 日々を探してた