丸い月が上る夜に 窓のない部屋で過ごしていた 隣で眠る君の顔は まるで触れたら消えそうな儚さで ぎゅっと握って ぐっと踏み込んだ このビルに 2人の淡い夜は 呑み込まれて 優しい夜は朝に溶けて 残った君は"ごめんね"って 目も合わせないんでしょう? あんなに大事に抱いたのに コンビニで買ったアルコールが 2人を繋ぎ合わせたみたい 慣れない2人の初めての朝に 「ニュースでもつけよう」って 照れ隠し せわしなく動く君の姿 きっと触れたら 昨日の夜へ逆戻り はっと気づいた そっぽを向いた 君の顔は 2人の理性を取り戻した 優しい夜は朝に溶けて 残った君は"ごめんね"って 目も合わせないんでしょう? あんなに大事に抱いたのに コンビニで買ったコンドームが 2人に夢を見させた はっと気づいた そっぽを向いた 君の顔は 私の気持ちに 本当は気づいてたんでしょ? 優しい夜は朝に溶けて 残った君は"ごめんね"って 目も合わせないんでしょう あんなに大事に抱いたのに コンビニで買ったアルコールが 2人を繋ぎ合わせたみたい