降り立った 場所では 夢のような 景色だ 嘘のようで リアルな 怖いくらい 綺麗な場所だ 儚い夢は 崩れて 風の中へ 消えるだろう そしたら 何が 残るのだろうか 昔の自分が 恥ずかしくて 目を塞いだ 真夜中に 消えていった 声はもう 届かない サヨナラを 繰り返し 季節が 流れて あの朝日を 何度 迎えれば 良いのだろうか ふとした瞬間に 我に返ると 黄色い空が 広がり 突然の夕立に 打たれながら 涙を隠しながら 走って行く どこまで 行こうか 目的が 無いまま やがて果てるその命ならば どこまででも どこまでも 行くよ 背中を押された気がする 振り返るとそこには 過去の自分が 唸りを 上げていた それを噛み殺して 前に進むだけだ この旅はまだまだ続くよ