私はどんどん軽くなる 貴方は何でも奪い取る どんなことでも吸い込んで 飲み込んでいってしまうんだ 私はどんどん弱くなる 心の中の黒いシミも さっぱり洗ってくれるから 何もしなくてもよくなる 空気を抜かれて萎んだ私は 嗚呼、もう貴方の所有物 「何も無くなったら 君の所為だよね?」 そう言って何回も殴り続けても それさえ綺麗に飲み込むのかな わたしはどんどん軽くなる あなたは何でも受け止める 悩む必要もなくなって 何もしなくてもよくなる わたしはどんどん軽くなる 貴方は何でも奪い取る どんなことでも吸い込んで 飲み込んでいってしまうんだ 嗚呼、どんどんどんどん軽くなる 嗚呼、どんどんどんどん弱くなる 嗚呼、どんどんどんどん萎んでく 嗚呼 空気を抜かれて しおれた私は もう一人では生きて行けない 何も無くなったら 君の所為だよね? そう言って何回も殴り続けても どうしてずっとそばにいるのかな 「何も無くなったら 君の所為だよね?」 そう言って何回も殴り続けても それさえ綺麗に飲み込むのだろう