寄っては去って帰る波 舞った花火が放つ光で 見通す様に 透き通る様に 片手にアイス 頬張って サンダルで歩く防波堤 風を焦がした匂いがして それ書き綴った こうやって 消えたい夜を数えて いつの間にかこの季節になった 半歩前を歩いている 君は知らないだろうが 行く宛などは無いよ これがずっと続いても良かった BGMは雑踏 それでよかった 何も予定のない正午 見上げた白い太陽も 確かに心に刻んでる 目を閉じれば浮かぶ残像も 君を忘れてない証拠 足跡、縁取った渚 いつもとは違う何か 探しても見つからないな 「またハズレだ」と笑った、あれが いわば青春で タイムリープも入れ替わりも、ない エンドロールなら流れない けどまあ、染めた髪 1ヶ月だけ 君とふたり 「わざと思い出にしてやろう」 きらきらと光る魔法 つまりは火薬を詰めた棒 それだけ。でも 何も予定のない夜も 君と話した内容も 悔しいけど、まだ残ってる 見返したら荒い解像度 「毎年これやろうよ」の 言葉をかき消した渚 寂しい 虚しい 楽しい、の終わり あまり話してない話 君はあまり笑わなくなって 僕が手に持つ鍵は変わった 君はもう忘れたかなあ どうだろう 僕はまだ 何も予定のない今日の 過ごし方がわかんないよ 会いたい 黙ってて構わない 今度は隣 歩こうと思う 同じ場所に行こうと思う もう一度あの時みたいにさ 足跡つけようよ、渚
