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虚木ノ咎人

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  • 2015.08.16
  • 4:21
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歌詞

刻は満ちて月は陰る 夜の穹を鎖す蜘蛛の罠 掛かる蝶の羽は甘く 鮮血の混ざる泪の如し 彼岸を映す眼 逃れた御魂を 封じた籠の中 君に届く慟哭 虚ろな躯の侭 誰かと交わる ゆめ 絡めた指と指で 孤独を埋める 現の咎人 風を塞ぐ塚に宿り 虚実の日々を逝き続けても 光る蝶の羽は脆く 古の骸の如し 曝した喉元へと刃を突き立て 苦痛に歪むのは 嗚呼 生命の慟哭 虚ろに燃える焔 偽りばかりの熱 影亡き貌なれど 空木を焦がす愛しき抜け殻 未練を嘆くだけの 愚かな蝶たち 欺く現世は 赦しを請う慟哭 虚ろな地平の果て 死人が彷徨う穹 陽炎 辿りながら 孤独な魂 集める旅人 虚ろな姿の侭 誰かを求める ゆめ 拗れた縁の袖 素肌に触れる現の咎人

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