楽園、、もがいて底をついたって 蒙昧も 脳細胞をまだ包んでいる 乾いた 眼がずれ 感覚、遠くて遠くて 卒倒している 漫然、、目眩で鼓動を突いたって 街灯も 脳神経も ずっと絡んでいる 潤んだ 眼がずれ 感覚、遠くて遠くて 失笑している 回転扉と冷たいセメント とにかく 網膜が融けて また 銀幕に蔓延って (葛藤している) ガラス板に同じ 景色ばかりをみていて 燻る喉に 生き急かしてしまうように ただ 楽園、、を描いて徒労を食んだって 貰い物の才能をまだ恨んでいる 荒んだ 眼がすれ 感覚、遠くて遠くて 卒倒していて 描かれた台本に沿って 踊ってく風景は 5分前と同じままだ もし声を綴ってもどうせ 心臓を伝ってく 詰まってく混迷! 盲信さえ思想に塞いでいく 開演、舞台へ孤独を縫ったって 焦燥の構造にまた飲まれていく 緩んだ 目がずれ 錯覚の上踊って 反芻している 離れた心臓を乞うて 殺してく風景は いつかの日と同じままだ もう声に埋もれて事象へ 朦朧に縋ってく 絡んでく酩酊! 神経さえ孤毒に染まっていく