また夜を更して 白んで見えた朝 僕は目を開けて 色づくページをめくる 裸足の中を泳ぐような雨が降る 水色の傘を離さないで前へ 少しの喜びと はずみ出すハートビート ありふれた一瞬の中で 多くを捨てて あなたに触れる夜に 季節の薫りの正体もわからずに お互いの心の奥の奥 共に欠けてる感情 補完して埋めたなら 少しの悲しみと 沈み出すハートビート ありふれた一瞬の中で 音も立てずに崩れてしまう心 少し喜びと はずみ出すハートビート ありふれた一瞬の中で あなたに触れて どこへも行ける夜に この雨をとめて 少しの喜日を 照り受けるその時も あなた追って濡らす 雨が落ちても 誰を恨んでも 繰り返すの この心は雨のように