太った偉そうな奴が 頭のいい奴が かげでたくらんだ波に 皆んな流される時代 その白々しい嘘に いつか誰もが慣れて 少し手を組んで拒む 変わり者もいない せめてまた またひとつ おかしな時代に茶々を 茶々を入れに行こう ぶざまなスーツの下で 若い夢も くさり 少し汗ばんだ胸に たまって行くがまん そんな あきらめの顔が 続く改札口の 屋根の上 飛んだカラス 鳴くな 今は鳴くな せめてまた またひとつ おかしな時代に茶々を 茶々を入れに行こう ぶあついシャギィの上で お前の肩抱いて 少しづつブランディ飲んで それが何よりの時間 死にもの狂いの俺の つかれが ほろほろと 少しほほえんで俺を 見つめる 目が溶かす これでまた またあした おかしな時代に茶々を 茶々を入れに行こう