細切れに続いてくあの雲が 吸い込んだ平穏 滲み出すピンク色 合間から芽吹く不規則な光 テーブルで震えてる 高価な機械 少し寒いな 季節がすすんでいく ああ 街の灯りが この身を溶かす瞬間に 軽くなる足 重い肩でも ああ 街の灯りは この身を溶かす泡 すぐ消えちゃうけど 一緒に消えちゃう さっきまでの 気がかりも 予期しないこと 計画にないこと 叶わないこと 関係ないことも デスクトップに埋まる 隙間一列 知らない国の 海の地平に浮かんでる ああ 街の灯りが 誘い出してる 今夜も 羽織り一枚 少し歩こう ああ 街の灯りは この身を溶かす泡 すぐ消えちゃうけど 一緒に消えちゃう さっきまでの 気がかりも 単純で複雑な ミニチュアのようなこの街の そこかしこ 灯りはある ああ 街の灯りが 誘い出してる 今夜も 羽織り一枚 少し歩こう ああ 街の灯りは この身を包む泡 まだ消えないで もう少し照らしていて 細切れに続いてく この日々が ぶら下がる街