双となりて夢は現

歌詞

ざあっとざあっと 雨降りぬ 木々の雫が辿る四季 カンカララン 小止みの気配 鈴 知らせぬ さあっとさあっと 風吹きぬ 日の目、蒼の揺れる音や 澄んでゆく息を感じ 明日を見る 秋の夕日 暮れる頃 見えぬ諸手の とおりゃんせ 穢れまみえ 我はー 夢幻! 双となりて花は咲いた この身に熱が今宿りけり 刀となりし祀る御身を 構え振るいし朋友や ぱっと晴れて空は青く 転じ 我が孤独は既に去ぬ 畏れは遥か過去に消えた 穢れ、今払え! はあっとはあっと 息吐きぬ 視界 白く染める思ひ さうざうし 燻る恋気づかず 冬の雪 解けぬ日の 消えぬ轍に とおりゃんせ 灯す光 ゆらりー 由縁 仇に果てて 花時雨 運命否応は無く 俑に為る いざ柱となりぬ この肢体の震え 知らぬを通す 満ち足りて 花は枯れぬ 迷い 泡沫 今たけなわに 理線となりて結び 終に蝶は舞ふ 浅き夢、酔いしれぬ 永久に虚運命なるも 忘れられぬ思ひー 夢現! 鉦鼓鳴りて花は時雨 尽きぬ思いの丈は止まらず 解れた糸のよりを戻し 君の魂結ばれむ 双となりし夢は現! もはや止むことなき 花吹雪 悪食の穢れを祓いて 共に歩んでいくー 明日を切り開いてゆけ!