夏の日の 恋ならば いつも ささやかな 勘違い 笑っては ゴマかした いつもの別れの パターンね 駅からの 帰り道 コンビニの 明りまぶしくて 少しばかり 淋しくて 雑誌なんか立ち読みしたわ ひらいた グラビアに 秋物のコートなんか着て アンニュイな笑顔した いい女に嘆息一つ ついてみた 悲しい 女は 誰からも程々に愛され けれども 憎まれない いつも その程度の 恋ばかり 抱かれたい つもりなの 信じてないわけじゃないのに 茶化しては おこらせる いつもの別れのパターンね 改札の ところまで 送ってくれても いいじゃない あやまれない せつなさが 胸の中で 行ったり来たり 終電車を降りれば 何故か小走りになっていた 自分の部屋の扉 鍵を差し込んだ その時に 涙が出た 悲しい 女は 誰からも程々に愛され けれども 憎まれない いつも その程度の 恋ばかり 悲しい 女は 誰からも程々に愛され けれども 憎まれない いつも その程度の 恋ばかり