あの日と同じ土手の上 沈む夕陽眺めてる なあ 俺たちの夢は まだそこにあるか くだらねえと思ってた大人の事情も 少しずつわかってきて 足元守る為の暮らし 理想は宙に置き去りだ だけどもう一度虹を追いかけないか 雨上がりの一瞬だけに 現れるものだとしても 生きた証に虹を追いかけないか 地平線まで行こう あの時代が良かったと 錆びたトロフィー磨いても 同じ輝きは二度と 戻っては来ないんだ 感覚だけの若い奴らに 持ち上げられ少し馬鹿にされて やんちゃ自慢のロックスターが 価値のない大御所になってゆく けれどもう一度虹を追いかけないか カッコ悪くて何が悪い 俺たちだけのメロディ 両手広げて 虹を追いかけないか 息が切れるまで あいつは誰にも告げず 故郷(くに)へ帰ったらしい 野良猫と古いギター残して だけどもう一度虹を追いかけないか 雨上がりの一瞬だけに 現れるものだとしても 生きた証に虹を追いかけないか 地平線まで行こう