ああ 踏み出せない 震えてる両足が そう思って目を閉じた もう戻れないとしても さあ なるようになるからと 呟いた So long あの日から 今日までの足跡よ アンテイシナイ 駆け巡るリズム ワカラナイ 煌めく芸術 何を選び 何を背負っていく 揺れる想像 気分はどう? 教えてよ 嗚呼 当てもなく 踏み出してみたらさ どこに辿り着くんだろう 憧れたあいつも 何者でもなかった きっとはじめは 流行りの言葉に包まれた 味気ない映像よりも 美しく儚い 生きていく時間を 重ね合わせたい ああ 沁み渡る痛みすらも 心地が良い ねえ 変わっているでしょ まだ大丈夫だから 追いかける 憧れの未来 作られる まやかしの世界 凡庸な オチじゃ物足りない 無数の問題 あの誓い どうしたい? 嗚呼 知らぬ間に 踏み外してそうな そんなこと思う毎日だ だけど今になって 戻れる場所なんて どこにもないから この手を放したそのときに 動き出す物語 情けないけれど あと少しで何か 手にできそうなんだ 遠い記憶が微かに揺れ 躊躇う日もあるけど 街角の光にさらされた 寂れた方程式を 解き明かすことに 時間をかけてたら 老いてくだけ さあ 当てもなく 踏み出してみたらさ どこまでもいけるんだよ 憧れたあいつも 何者でもなかった きっとはじめは 偽りの言葉に溺れてる ありふれた栄光よりも 薄暗がりの中 泥まみれの中 美しく儚い 生きていく時間を 重ね合わせたい