暮れゆく街並みに今降りだした粉雪 聖夜の幕明けと 共にベツレヘムの星輝き 誰もが笑い幸せを確かめ 物語の一部になれる 特別なそんな日にショーウィンドウ 映された猫背気味の自分 その後ろで背伸びして唇を重ねる姿 名前も知らない2人を ガラス越し見つめた目は いつもよりくすんだ 色をしてるだろう 鮮やかに彩られて夜は加速して 孤独など取り残して明るいリズムで ベルが鳴る 見慣れた顔が遠くに見えた 思わず手を振り声掛けた 偶然が今奇跡を呼ぶ 残された時間は短くて 今日という日がまさに今終わりを 迎えようとしている けれどきっと遅くないはず 大事なのはそこじゃないから 素直にこの感情を 伝えられるはずだから 何よりも大切な人が 誰よりも近くにいたこと 本気じゃないって言ったことだって 必要なプロセスだったと 今頃やっとわかったこと 始めから好きだったことは 伝えないきっともっとずっとずっと 先まで 舞い降りた奇跡で気付いた それまでの軌跡から生まれた ありふれたRPGの 決まりきった会話劇じゃなく これから紡いでいくのは どの瞬間カットしても どこにでもペーストできる 濃淡の恋物語
