忘れられぬ 呪いをいま 君にあげる 嘘 ただ 忘れないよ 君の温度 下手な 間違いだらけの優しさも 息が止めば 生まれ変わり 君に逢える 嘘 ただ 燃えて消えて 居なくなるの ベタな 雲の上の再会もない 別れが 窓辺を 照らした 鼓動揺れた 戻れないあの日々が 痛みの中から ただ見つめた寝顔が 瞳の中から はら はら 海に流れだす さようなら 寄り添う帰り道で 繋いだ掌 行き止まりの二人を 月だけ見ていた はらりと 糸は解けゆく 幕は閉じる 忘れられぬ 呪いをいま 君にあげる 持っていくよ 君の笑顔 下手な 間違いながら それでもくれた 優しさを
