目の前に広がる夕空 ガキの頃に遊んだ靴飛ばし 金木犀の香りが思い出させる 駆けていくんだ廊下を我先 大冒険さ 放課後は出逢いが待ってる 団地に響くチャイム 「また明日」で散る世界 悪さなんかもたまにはしてみた 今もあまり変わりはしねぇが 何をしてても目は輝いてた 日々を夢中に生きて笑ってた 1人じゃできないこと 1人じゃ踏み出せないことも ほんの少しの無茶振りと 背中を押した仲間がいた 離れ離れでもわかるさ (お前頑張ってる事も 逃げずに進んでる事も) 変わっていないさ あの頃と (お前と過ごしたあの町も ふざけ合っていた毎日も) お前と一緒に言葉吐き お前と一緒に煙吐き お前と一緒に酌み交わし 昔を語るとお前に浸かる そうだよな だってさ あの田舎町でお前だけが 俺の小言も怒りも 聞いてくれたし 分かってくれたよな 段々歳を重ね なんか距離も離れ お互い大人になって それぞれの道を開拓中 お前の噂話はこっちの耳にも 届いてっから 俺のウザ話くらいは そっちの方に届いてっか? 離れ離れでもわかるさ (お前頑張ってる事も 逃げずに進んでる事も) 変わっていないさ あの頃と (お前と過ごしたあの町も ふざけ合っていた毎日も) いつかの夢路の後 幾つかの四季を超えて舞い戻る それはまるでワタリドリが 巣立ちの場所に帰るように 借りたものを返すために Turning back. 帰ったら話したい事があるんだ 帰ったら聞いてほしい事があるんだ これがもしかしたら最終章さ 君との夢物語の続きを 今でもあの頃が懐かしい あの町の匂い お前ん家の匂い 『デカイ事やってやろう』だなんて 笑っちまうな全く でも誇りに思う感覚 俺らこの先 何処まで行けるか 約束なんか必要ないんだ 心配なんか俺らにいらねぇんだ 地に足つけ進んでいるから マブダチだなんて恥ずかしいぜ でも言わせてくれマブダチだぜ いろんな山を越えた時 酒を酌み交わして笑おうな 離れ離れでもわかるさ (お前頑張ってる事も 逃げずに進んでる事も) 変わっていないさ あの頃と (お前と過ごしたあの町も ふざけ合っていた毎日も) 巻き戻せない時間でも (お前とバカやったあの頃を 思い出すと昨日の様) 変わっていないさ あの頃と (お前と過ごしたあの町も ふざけ合っていた毎日も)