(君が去っても) ふとした時に そっと嗅いだ 知らない誰かの匂いがした 気づかないふりをして 夜に溶けていく 何も知らないままにしたって 離れてしまいそうな不安が 過ってゆく ただ一緒にいる時は あの頃の君のままで消えないで (夢見て) いつしか涙が溢れ頬を伝って バレないように笑いかけてる こんな好きになるなんて ねえ気づいてよ 空も泣いている 優しさみたいな 嘘で固めて 雨を降らしてさ 深夜1時 届いたメッセージ きっと間違いなら いいのにな 君の居ない生活は もう考えられなくなってるんだよ なんとなくの違和感だったはずが いつの間にか確信に変わっていて 好きだったはずの君が 遠く過去に置き去りになって 何度も書いて消してを繰り返す 親指が 迷った末に 送信ボタンを押したんだ いつから 君の中から 私が消えて 涙も枯れて声が出ないよ これからはどうしたらいい ねえ、教えてよ 2人の 歩むべき道がたがう このまま奪い去って欲しいよ どんな君も好きだった ただ愛してる 空も泣いている 優しさみたいな 白で固めて 匂いが残ってる (君が去っても)