君はわかっている僕らの行く末も 声を枯らしてまで叫ぶことじゃないのさ 髪を伸ばしている愛を包むために 都合の悪いことは切り刻んでしまうのに わかっている 最後はそっと忘れてしまいたくて 君の名前を繰り返した 波打ち際で手を伸ばしたって いまさら遅いのさ 時が迫っている壊れた三拍子で 記憶には根拠はない求めちゃいないけど 事実はいつの日も小説より奇なり 正しい歩き方はすぐ忘れてしまうのに わかっている 最後になって僕は怖がっている 君の世界を拒むことを 波打ち際で手を伸ばしたって いまさら遅いのさ 最後になって僕は怖がっている 君の世界を拒むことを 凍えてしまった人ごみにそっと 流されてしまうのさ 最後はそっと忘れてしまいたくて 君の名前を繰り返した 波打ち際で手を伸ばしたって いまさら遅いのさ