静寂の影に隠れ空を見ている幼子は 信じられるものさえ 失くしてしまってた 盲目に誰も 藻掻き続けるだけの日常で 愛すべきものを見失ってしまってた 遠く…遠く…誰も届かない場所まで 祈ることの無力さを知るその日まで 光墜ちるその時まで 生き続けたい その完成された答えに 僕は何も見出せぬまま 方舟に揺れる 曇りのない君の瞳に映るように 幻惑の甘い蜜に毒されている誰も皆 信じ合う余地が まだ残されているなら 盲目に夢を拒み続けるだけの日常で 大切なものを 見失ってしまわぬように 遠く…遠く…誰も届かない場所まで 揺らぐことのない心が望む未来に 出会えるその時まで 生き続けたい その完成された答えに 僕は何も見出せぬまま 方舟に揺れる 曇りのない君の瞳に ただ変わり続ける世界に 変わらないものを探してた 傷付きながらも 汚れのない君の心に届くように 眠れない夜がまだ胸に 深い影を落とすとしても 込み上げる渇望にだけ 嘘はつかないでいて その完成された答えに 僕は何も見出せぬまま 方舟に揺れる 曇りのない君の瞳に ただ変わり続ける世界に 変わらないものを探してた 傷付きながらも 汚れのない君の心に届くように