いつもより早くなる鼓動の音が 耳にこだましている なるべく傍に近づきたくて 何度も深呼吸する 明らかに昨日と違う自分が すぐそこに居座ってる ただでさえ臆病な性格が 顔に出そうで嫌になる 考えすぎて何もできず そのくせ不意打ちに弱い ただ君のこと見つめているだけ 想い馳せることなく 立ち止まることもなく 君のもとへ走って 抱き寄せられたなら すべての迷いなんて 忘れてしまって 世界が広がっていく たとえこのまま君と 会えなくなったとしても 駆けだしたこの胸の 熱は止めらんないよ 正しいかなんて後回しにしながら もっと もっと近くまで ー いつもより短く感じる時間が多くて 気づけば夢中になってる 追いかけるほど遠くなるから なおさら執着する 頭の中で浮かんだ 文字と文字の隙間には 数えきれない想いが詰まってる 息を切らし走ると そのたびに思い出す 苦い記憶やその他 小さなことまでも 大したことないと 思ったものに限って 大事にしてるよな ー 想い馳せることなく 立ち止まることもなく 君のもとへ走って 抱き寄せられたなら すべての迷いなんて 忘れてしまって 今が大切になった たとえこのまま君と 会えなくなったとしても 駆けだしたこの胸の 熱は止めらんないよ 期待と不安を握りしめて さぁ 君が俟つ 新しい場所へ