ほんのちょっとしたことで 心に穴があいたようだ そのたびに 「もういいや」って思って でもまた会いたくなって 静かで暗い夜は 無駄なことばかり考えてしまう ひどく傷ついたふりをするのは 僕の悪い癖だとわかってる 君の声が聞きたくて 君の手を握りたくて 君の歌が聞きたくて それだけでもう 充分な気がした ー 素直になれないのは なんでか分かっているくせに 大袈裟に知らないふりをして 夜が明けるのを ただ待ってる 君の声が聞きたくて 君の手を握りたくて 君の歌が聞きたくて それだけでは 足りないような気がした ー ふたりして生真面目に 目に見えないものを愛していた このまま離れてしまうとしても 僕の想いはずっとここにある 君の声が聞きたくて 君の手を握りたくて 君の歌を歌いたくて 夜が明けても 変わらずに口ずさむ 君の声が聞きたくて 作成:Halu Kumiji