ボンボヤージュ、春

歌詞

「またね」 言葉になるその３秒前 さよならじゃないから 旅立つ君に最後の朝が来た 曇りなき空に寄せて今日も歌うよ 誇らしい君のこと もう心配もしてないから 全てのメロディー 餞になれ 滑り込んだ道すがら 態度に出せず 遠く視線、話題も逸らした 恥じらい残したままで奏でるよ 一斉に桜が舞う 輝いた日に 君をただ見送る 滲む感傷 見せないで 明るく祝いたい 「またね」 言葉になるその３秒前 さよならじゃないから 遥かなる旅路で きっと苦労は絶えないだろう 良からぬ期待はしないのが吉です 青すぎた記憶 アルバムめくる 夢をキャンバス描いてたっけ そこに腐らず 向かう姿が眩しかった まるで所在もなく照れたままで 君をただ見送る 実を言うと少し後悔 無くはないけど そして別れの時 想い込める さよならじゃないから 取り残された僕はここで まだまだするべき事があって しばらくは行けないよ いつか待ち合わせて 君みたいに強くなれたら また会おうぜ ボンボヤージュ告げる春 一斉に桜が舞う 輝いた日に 君へと恋い焦がれて まるで所在もなく照れたままで 君をただ見送る 実を言うと少し後悔 無くはないけど そして別れの時 想い込める さよならじゃないから 数多季節乗り越え 桜咲く街でいつか手を取って