無邪気に爆ぜたSN 1054も 6400光年先で泡を吹く 超遠方に灯された文明の象徴 観測されるほぼ無限の走馬灯と 宇宙のみぞおち ほしのすなが空から降ってくる 前にここから飛び出そう 悴んだらしい手を握っても ワタシには 分からないその温度差そのズレ まだ見ぬ世界とやらに どれほどの価値・愛・幸・ 醍があっても ワタシは…… 誰もが永遠と付き合える訳じゃ無い 無慈悲な風がSFを甦らせる 138億光年先で泡がゆらぐ 瞬く 最終列車に乗り込んで さあ時間だ手を握ってもう 君には分かるかなこの尊さこの愁へ まだ見ぬの世界の中に あの日の大・大・大星雲があったら
