なんにでもなれる気がしてた でもなんも考えず暇してら こう暑くなるといたいけない 人は人 誰にも期待しない 風呂のシャンプーを切らしてた そこの水槽の金魚が死んでいた 喜んで悲しんでいい日になる 冷凍庫にビールを冷やして待つ 頭ん中に虫を飼ってるみたい 誰にもわからないんだよ俺以外 玄関先落ちてたセミの死骸 夏の一瞬だなって気にもしない 下げも上げもある午後昼下がり 雨が降ってることも気づかない 俺はできない選ばない自ら死 なにをしても 自分が自分ならいい この暑さうなだれ 扇風機役立たねえ 麦茶がうまくて 冷房いれ転寝 そば茹で冷やしかけ 夏ならこれだけ 太陽から日陰へ さようなら逃げ出せ 外に出れば アイス溶ける間もなく 日に焼けたBook 読む何となく 日が沈みのち月が顔出す 照らされたお前はだれ 覚えてる事は 意味のない事ばかり かすかな記憶糸が解れていく 忘れていた事を 手繰り寄せてまた 寄せては返す波揺られ 忘れていく ただ肩の力を抜き また夢の続きを見る 好きなことをしてるから 不確かだけど俺は信じてる