言葉よりも微かな 歯車軋む鼓動 心冷え切ったまま 置き去りにした音色 いつまでも満たされず痛みを笑い 飾られた過去 歌う鐘さえ 陽の光へ 今も壊れ始めて 錆びついた時を 鏡花水月の手向を求めて 温もりと 優しい嘘 痛みさえも 抱きしめてあげるよ 陽の当たる場所で 認めたい どこまでも歩いても 言葉は消えたまま 胸の奥の熱さえ 灰に埋めて背けた 思い出が 色褪せず瞳向けて 今もまだ責められるみたいで 目を逸らしたままで もしもあの日を もう一度 取り戻せるなら 何度も夢見た 『虹の向こうまで』 自由の羽 待ちわびて あなたのため僕はここにいるよ 陽の当たる場所へ いつまでも