AWA

未来

Track by神門

192
5
  • 2025.08.18
  • 4:15
AWAで聴く

歌詞

日本のHIPHOPにおける冬の時代 その頃に俺ははじめて ステージに立ち ずっと見ていた 明るい未来 半袖 ゆえに寒さを感じない カッコイイ先輩達に囲まれ フライヤー内の太い 文字の表記に憧れる 自主で出した『四拾』と『黄昏』 今思い出の二重扉を開ける ほとばしる個性 キャラ立ち アングラ シーン沸かす 鬼畜鉄道 マグニチュード シーラカンス 最新探す 雑誌ん中 HARDEST BLAST 「SEEDAの『花と雨』聴いた?」 街角スナップ 普通の兄ちゃん 存在 カリスマ 奇抜な集団 アブノーマルブルマ 誰が食えてて食えてへんかも よう分からんかった けど 「あのラッパーに 覚えてもらえた」 ってだけで嬉しかった ライブするのに払う ノルマ 報酬は 「ゲスト食った」 10分が名刺 かますんが正義 居場所ない控え室 ステージをきっかけに 本番が終われば友達ができる 昔あった よう揚げ物を買ったam/pm なくなるまでは なにもかもが永遠に見える 皆ある程度に金がない けど話題は稼ぎ方じゃなく 「なあ 最近誰やばい?」 「あの人見んな… 子供ができて引退? 惜しいなぁ… もうちょいやん?」 前を走っていた先輩達が 見せてくれたのは 咲くところではなく その多くは去るところ けどそれをださく 思うことはなかった 「あんなかっこよかったもん 今もどっかで光っとうよ」 バトルが地上波 CMに呂布さん 友達が武道館 チケットも即完 梅田の動画 YouTube上バズ 近所の子が クリーピーを歌う 冬の時代と呼ばれてる頃にさぁ そんな未来誰が想像した? 想像した人はおらんかった 思うんやけど 俺が思うに 皆信じてたと思う 殺伐とした空気が充満する地下 売れてない中でも誰一人として 目は一切死なず 馴れ合いを嫌う むき出しの自我 ださいもんを睨む 多くを教えてもらった 俺が生きた時代 想像していなかった今が 証明する この先 もっと 想像していない未来が訪れる それを手放しで喜んで 有り難がる気はない そこに一役担えんかったら 悔しさしかない 昔 日本語で誰もラップを していなかった頃 未開拓の道を切り拓いた 先輩達を思う 尊敬と共に嫉妬を抱く だってその時代も絶対に おもしろいやん 思い出の中 まだラッパーのあの人が笑う 思い出の中 今はないあのステージで輝く 過去を語ることは老害か? どんな未来へも 向かうことが出来る大切な土台だ 好きなものに出合えた 歌詞を書きかけた 難しくてやめた リリックが書けた ノルマを売り捌けた ギャランティが出た フライヤーに名前が ラッパーになれた アルバムを出せた 曲を聴いてもらえた WWWに立てた 20年続けられた ラップに出会ってから 今日に至るまで一貫して 抱いてる思いがある 「今が一番幸せや」

1曲 | 2025

このアルバムの収録曲

  • 1.未来
このページをシェア

神門の人気曲

神門のアルバム

1曲2025年
1曲2025年
80曲2024年
10曲2024年
15曲2024年
2曲2024年
10曲2024年
1曲2024年
1曲2024年
15曲2024年
神門
の他の曲も聴いてみよう
AWAで他の曲を聴く
はじめての方限定
1か月無料トライアル実施中!
登録なしですぐに聴ける
アプリでもっと快適に音楽を楽しもう
ダウンロード
フル再生
時間制限なし