始まりの鐘鳴り響く 頭を垂れる深々と 逸る思いを抑え込み 指を絡めて手を繋ぎ 足並み揃え ふわり跳ねてひらり回る 腰を抱き寄せ 口づけを交わす日まで 歌い舞い踊る夢を見る 貴方と共に 繰り返し 胸に頬寄せるその時を また何度でも 何度でもまた にわかに絶えた喧騒に 立ち現れる憧れと 息遣いさえ耳元に 止むに止まれぬ羨望が 息を弾ませ ふわり跳ねてひらり回る 孤独な部屋で 退屈を躱しながら 歌い舞い踊る夢を見る 貴方と共に 繰り返し 胸に頬寄せるその時を また何度でも 何度でもまた 照り映える無数の色が 凛と立ち寄り添う二つの影が 歌い舞い踊る夢を見る 貴方と共に 目を瞑り 踊り明かしたその後も 何度でも また何度でも 何度でもまた 繰り返す願い叶う日まで