裏路地の真ん中で 慣れない景色と好かない匂いに 私は覆われて 染まっていくんでしょ 私は怖がりで 知らないことには手を付けず 誰かがやって来て 毒味をするまで待っていた することは単純で マニュアル通りな生活を 来る日も淡々と過ごしていた そういやさ そういやさ 昨日の私もこうだった そういやさ そういやさ 弱い音を吐いてる 薄っぺらい人間です 一歩前に出るのはやめときます 絡まれたくないはないからさ 描いた理想像に現実味がないから 近づけないよう生きときます 明日も同じよう過ごしときます 路地裏の真ん中で いつもの夕日を薄目で眺めて 胸の内で呟いた 「いつまで続くだろう」 そういやさ そういやさ 昨日も夕飯これだった そういやさ そういやさ 臆病で切りが悪い 意気地無し人間です 一歩後ろに下がって逃げときます 目立ちたくなんかないからさ 描いた理想像に現実味がないから 近づけないよう生きときます 明日も同じよう過ごしときます 弱い音を吐いてる 薄っぺらい人間です 一歩前に出るのはやめときます 絡まれたくないはないからさ ため息ばっかでさ 吸う息足りないの きっとそう上手くはいかないけどさ 試しにちゃんと生きてみよう