これ以上何を求めるの? どこからか来た風が 僕の隙間を通っていく 見上げた空は果てしないだろう? どこかへ向かう風に 悟って呟いてみたけれど 知っているのだろうか 世界の始まりと終わりを 分かっているのだろうか 在る理由とその行く末を 映されたこの星と宇宙の色 溶け合うように 溶け合っていたように 移ろい全てを染めていく この心までも深い青で 揺れ動く影を引き寄せ天を満たす 期待をすれば失うのだろう いつからか嫌になり 避けて通ることを覚えた 違うだろう何をしているのだろう そう思うだけでもう 十分な気になってしまうけど 忘れていくものだけが 輝いて見えている心は まだ輝きを求めて彷徨っている 証拠じゃないか? 閉ざされた目の前の 扉の前で立ち竦むより 開けてみたその先の未来を掴んで 高らかに掲げていこう 行方知らずさ全部 何一つ確かなものなど無い 分かっているけど 心はどこへ向かう? 皆迷うのさ 映されたこの星と宇宙の色 溶け合うように 溶け合っていたように 移ろい全てを染めていく 永遠だったら何を求めるのだろう 分からないけど この宇宙はどこまでも 続いて僕らを逃しはしない この心は既にもう深い青で 染められていたのだろう 最初からそうだったのだろう