見えないものばかりが膨れていく この世界に生まれた僕は 今何を見ればいいの? 消えていくあの日の面影を どこかで期待している 僕は今君を信じていいの? その「好き」に意味は無い この日々に現在は無い その顔に陰の無い 消えた君を見たいのに 疑いを晴らせないままでいる 僕の心も君と 離れてしまっているの? あぁどうしてあんなに 分かり合っていた僕らの夢のような 心は変わってしまうの? 次第に分からなくなる論理 積み上げたものがふと幻に変わる 振り出しに戻れないのに お終いにしたくない もう既に目の前に 過去の君はいないのに 未来に鍵をかけたストーリー いつまで僕らを縛り続けるのだろう 今僕は夢と絶望の世界で 消えゆくこの時を 一人でただ嘆いている 君がまた笑顔になれるように 過ぎ去っていった時を 巻き戻せばいいのかな? 時が経ち季節がまた 変わってしまうように 君の気持ちでさえも 変わってしまうんだね 寂しいけれど 同じ道歩いて来たように 思えていたのは 僕がしていた勘違いだったなんて 声にならないけれど 僕は今二つの時の中で 消えていく希望に 打ちひしがれ惑うけど 君とまた笑いあえるように 過ぎ去っていった時を 巻き戻せばいいのかな? 隣にまだいたはずなのに 僕の側から君が次第に消えていく