瞳(め)を閉じて別れを告げる時、 見えるのは僕ですか? それとも幸せに臆病な君ですか? ひそかにわかっていた 何時かこの恋が終ること 運命に逆らえたら いいと思うけれど 無口な君が悲しいネ 笑顔はもっと悲しい 何もなかったふりをして 君は別の景色の中にいる 色褪せていく写真のようなあの日々 想い出と呼ばないで あまりに僕は傷ついてる 僕らは椅子取りゲームに夢中な子供達だった 気が付けば僕一人 椅子に座っていたネ 幸せだったかと聞かれても 答えに苦しんでる 楽しいことは一つあった でも悲しいことは二つあった 口唇かむ癖だけは いつまでも覚えておくネ かたく君を抱きしめて 僕は笑顔のままで泣いている 言葉にとぎれたら サヨナラさ それでも明日は来る サヨナラを言う前に ずっと言いたかった言葉… “愛してた” 6月19日